吉岡心平のマーク

タキ300形344

私有貨車

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タキ250形
タキ400形

 番号
[ロット表]

タキ334
タキ382

 ページ
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第470週
第472週

積荷
●構造

入口


 タキ344は昭和25年6月三菱で、337〜351の15両ロットとして製作された。

 本形式としては戦後二番目のロットで、本形式で初めてTR41台車を履いたものとして記憶される。三菱製のタンク車としても創始期のもので、タンク体が細くて長いのは、戦前の日立製ロットの寸法を模倣したためのようだ。

 落成時の所有者は太平鉱業KK・常備駅は小名木川から昭和26年4月に石越に移動した。社名は昭和27年12月に三菱金属鉱業KKに変わり、昭和30年11月に細倉鉱山駅常備となった。社名は昭和49年5月には三菱金属KK、昭和51年8月には細倉鉱業KKと変わった。主に郡山など東北地方を中心に運用されていたが、昭和62年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和25年6月
製造所   三菱
設計比重  1.81
タンク容積 16.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm
タンク直径 1,645mm
タンク長さ 8,060mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,000mm
BC間距離  5,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41→TR41D形

タキ300形344の写真

【写真471】 タキ300形344 昭和49年7月25日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01621」として収録されています。


【第471週】090906R4B。