タキ300形4572 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4572は4570〜4579の10両ロットの一員として、昭和39年2月汽車東京で製作された。 所有者の古河は本形式の愛好者で、他社が35トン車であるタキ4000形に移行してからも頑なにタキ300形を作り続けた。本ロットはその最終ロットで、次回作は40トン積のタキ5750形に一挙にジャンプした。 |
外観と構造は従来ロットと同一で、ロープロファイルでまとまりの良いスタイルだ。タンク受台の幅は一時期より狭くなったようで、時節柄側梁の側面にはジャッキ受が追加されている。 所有者は古河鉱業KK・常備駅は足尾であった。写真は岳南富士岡に運用されていた際のもの。昭和62年6月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年2月 製造所 汽車東京 設計比重 1.82 タンク容積 16.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 7,560mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,400mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C→TR41D形 (第一次台車改造) |
【写真441】 タキ300形4572 昭和50年2月13日 岳南富士岡駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第32巻に「P01862」として収録されています。