吉岡心平のマーク

タキ300形4572

私有貨車

 形式
索引

タキ250形
タキ400形

 番号
[ロット表]

タキ4561
タキ4584

 ページ
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第440週
第442週

積荷
●構造

入口


 タキ4572は4570〜4579の10両ロットの一員として、昭和39年2月汽車東京で製作された。

 所有者の古河は本形式の愛好者で、他社が35トン車であるタキ4000形に移行してからも頑なにタキ300形を作り続けた。本ロットはその最終ロットで、次回作は40トン積のタキ5750形に一挙にジャンプした。

 外観と構造は従来ロットと同一で、ロープロファイルでまとまりの良いスタイルだ。タンク受台の幅は一時期より狭くなったようで、時節柄側梁の側面にはジャッキ受が追加されている。

 所有者は古河鉱業KK・常備駅は足尾であった。写真は岳南富士岡に運用されていた際のもの。昭和62年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年2月
製造所   汽車東京
設計比重 1.82
タンク容積 16.6m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 7,560mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41D形
         (第一次台車改造)

タキ300形4572の写真

【写真441】 タキ300形4572 昭和50年2月13日 岳南富士岡駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第32巻に「P01862」として収録されています。


【第441週】090208R4B、130103R4C。