吉岡心平のマーク

タキ1800形1850

私有貨車

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タキ1700形
タキ1900形

 番号
[ロット表]

タキ1839
タキ1858

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第424週
第426週

積荷
●構造

入口


 タキ1850は昭和35年9月富士重で、1849〜1851の3両ロットとして製作された。

 外観・構造はタキ2100形に酷似し、特に変わった点はないが、タンク内面は亜鉛メタリコン処理され、積荷の蒸気圧が高いため安全弁も2個装備している。

 専用種別が「ベンゾール液」とあるのは、いささか古風だ。

 所有者は伊藤忠商事KK・常備駅は勿来であった。呉羽の原料ベンゼンの調達用だったようで、千鳥町の日本石油化学などで姿が見られた。昭和60年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和35年9月
製造所   富士重
設計比重 0.88
タンク容積 34.1m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 亜鉛メタリコン
タンク板厚 胴板9mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ 10,900mm
タンク設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      12,000mm
BC間距離  8,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ1800形1850の写真

【写真425】 タキ1800形1850 昭和49年9月15日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第4巻に「P00181」として収録されています。


【第425週】081019R4B。