吉岡心平のマーク

タ3900形3938

私有貨車

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タ3800形
タ4000形

 番号
ロット表

タ3928

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第411週
第413週

積荷
●構造

入口


 タ3928は昭和32年5月日車支店製で、3935〜3939の5両ロットであった。

 4ロットあった本形式の中では最終となるロットで、半年前に製作された3925〜3934の増備であった。我国のタンク車は石油輸送用の「タ」から始まったので、その「タ」としては、これが最後の新製車となったことになる。

 外観・構造では前ロットと変わらず、小型のタム500形と言った趣であった。

 落成時の所有者は日本石油運送KK・常備駅は沼垂であった。一月後の6月には社名が日本石油輸送KKに変わった。新津駅脇で取れる国産原油の輸送に用いられていたが、昭和56年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年
製造所   日車支店
設計比重   0.73
タンク容積  13.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ  6,300mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       7,100mm
BC間距離   4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
走り装置    2段リンク式

タ3900形3938の写真

【写真412】 タ3900形3938 昭和51年7月26日 新津駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第19巻に「P01141」として収録されています。


【第412週】080720R4B。