吉岡心平のマーク

タキ5200形5206

私有貨車

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タキ5150形
タキ5300形

 番号
解説


タキ5209

 ページ
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第390週
第392週

積荷
●構造

入口


 タキ5206と5207は昭和32年8月飯野製で、本形式では唯一の同社製ロットである。
 より詳しく言えば一年前に製作されたタム3700形3751〜3756を大型化したのと言って良いだろう。

 本車の変わった点は一段一枚もののタンク踏板にあり、同社特有の横一線の溶接ビードと合わせて、不思議な雰囲気を醸し出している。なお落成

時の上廻りは所謂メタノール専用車の特殊塗色としてアルミニウムペイントで塗装されていたが、後に写真のように通常の黒色となっている。

 落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和46年12月には合併により社名が三菱瓦斯化学KKとなり、平成5年9月には太郎代駅に移動した。平成10年2月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年8月
製造所   飯野
設計比重   0.749
タンク容積  41.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼(SS400)
タンク内面 亜鉛・錫メタリコン
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  12,600mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       13,500mm
BC間距離   10,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
自連緩衝器  50トン輪バネ
台車       TR41C

タキ5200形5206の写真

【写真391】 タキ5200形5206 昭和51年2月27日 国鉄新津工場にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第22巻に「P01283」として収録されています。


【第391週】080224R4B。