吉岡心平のマーク

タム5000形6253

私有貨車

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タム4900形
タム5100形

 番号
[ロット表]

タム6245
タム6256

 ページ
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第389週
第391週

積荷
●構造

入口


 タム6253は昭和39年6月富士重製で一ロット一両であった・・・とされるが、実際にはタム6254二代となった車両が同時に製作されていた。

 タム6254二代の車籍編入は本車より半年後だが、実態がどうだったのかは謎のままである。

 十全化学のタンク車は、一年前に富士重で製作したタム6249,6250が第一号だが、本車はこ

れのコピー作と言って良いだろう。

 所有者は十全化学KK・常備駅は奥田であった。富山駅から至近にあった貨物駅だったが、私有貨車ファン以外は訪れる人も稀だったようで、歓待して頂いた事を思い出す。隅田川や名古屋港などに運用されていたが、塩酸タンク車の緊急点検で問題があったようで、昭和49年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年6月
製造所   富士重
設計比重   1.18
タンク容積  12.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ4.5mmゴムライニング
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,691mm
タンク長さ  6,000mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
       (空気圧操作)
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       6,900mm
BC間距離   3,900mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203×200
自連緩衝器  ゴム
走り装置    2段リンク式

タム5000形6253の写真

【写真390】 タム5000形6253 昭和49年5月23日 隅田川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第14巻に「P00819」として収録されています。


【第390週】080217R4B。