吉岡心平のマーク

タキ10700形10729

私有貨車

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タキ10600形
タキ10800形

 番号
解説

タキ10720
タキ10730

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第388週
第390週

積荷
●構造

入口


 今回は日産化学の所有車を取り上げる。
 同社は昭和43〜平成7年にかけて10700〜10703,10712,10713,10726〜10729,10752〜10759の9ロット18両を製作した。メーカーは全て富士重であった。

 形態的には昭和43〜46年に製作されたタキ10729までの初期形3ロット10両と、平成5〜7年に作られた後期形5ロット8両とに大別される。

 タキ10729は昭和46年8月富士重製で、10726〜10729の4両ロットとして製作された。 外観・構造はジャッキ受などの細部を除き、昭和43〜45年に製作された先行ロットと同一である。

 所有者は日産化学KK・常備駅は速星であった。化成品輸送がコンテナに移行する中で、最後まで頑張っていた貨車の一つだが、このロットは平成17年6月に4両揃って廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和46年6月
製造所   富士重
設計比重   1.37
タンク容積  25.5m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ  8,920mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式S字管付
       (空気圧操作)
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       9,400mm
BC間距離   6,400mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254×300
自連緩衝器  RD12形ゴム
台車       TR41C

タキ10700形10729の写真

【写真389】 タキ10700形10729 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01453」として収録されています。


【第389週】080210R4B。