吉岡心平のマーク

タキ4000形4066

私有貨車

 形式
索引

タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ4063
タキ4070

 ページ
索引

第383週
第385週

積荷
●構造

入口


 今回は造機製のタキ4000形を紹介しよう。

 タキ4066は4065〜4069の5両ロットとして、昭和36年11月造機で製作された。本形式で初めての発煙硫酸の兼用車で、専用種別は「濃硫酸及び発煙硫酸」である。

 形態的には同社が日本鉱業向に製作したタキ300形30トン車(例えば昭和34年製のタキ4440

〜4442)を大型化したもので、小型のタンク受台などの特徴も、そのまま継承している。タンク手摺は一風変わったスタイルだが、これは日本鉱業により追加されたものと思われる。
 台枠は通常の平形で、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は日本鉱業KK・常備駅は日立であった。昭和62年5月に廃車となった。


タキ4000形4066の写真

【写真384】 タキ4000形4066 昭和51年7月28日 中条駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01803」として収録されています。


【第384週】080106R4B。