吉岡心平のマーク

タム5000形6169

私有貨車

 形式
索引

タム4900形
タム5100形

 番号
[ロット表]

タム6128
タム6195

 ページ
索引

第379週
第381週

積荷
●構造

入口


 タム6169は昭和32年9月汽車東京製で、6160〜6169の10両ロットの一員である。本形式全体ではロット75に属し、「味タム」の中では11番目のグループに属する。

 量産された「味タム」は製造時期により2つのタイプに大別され、本車は後期形でタンク体と台枠が短縮され、タンク鏡板が丸みを帯びたことが特徴だ。外観的には後期形は鏡板中央にある作業口がボルト12本の小型のものに変更されたので、識別は容易である。

 タンク体は普通鋼製で内面にはゴムライニング処理され、寸法は直径1,690mm・長さ6,270mmであった。
 台枠は通常の平形で、長さは7,000mmで初期の車両より100mm短い。走り装置は2段リンク式であった。

 落成時の所有者は味の素KK・常備駅は浜川崎であった。後者は後に水江町を経て塩浜操と変った。専用種別も塩酸及びエスサン原液から最後はアミノ酸を経て、平成8年4月に廃車となった。


タム5000形6169の写真

【写真380】 タム5000形6169 昭和51年2月17月 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第39巻に「P02339」として収録されています。


【第380週】071209R4B。