吉岡心平のマーク

タキ25000形25098

私有貨車

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タキ24900形
タキ25800形

 番号
解説

タキ25073
タキ25110

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第358週
第360週

積荷
●構造

入口


 今回はタキ25000形のうち、手ブレーキとTR211B台車を装備したグループを取り上げる。

 このグループは保安対策車前期形で、タキ25088〜25130の9ロット42両が昭和51年8月〜52年9月にかけて製作された。

 タキ25098は昭和51年4月日車製で、タキ25094〜25099からなる6両ロットに属し、所有者である日通が老朽化したタサ5400形の更新のため製作したもので、同時に川崎6両・三菱6両の計18両が競作されている。

 ガス定数(設計比重の逆数)は2.35、タンク容

積は59.1mであった。
 タンク体は高張力鋼(HT60)製で、直径2,200mm・長さ15,950mmであった。
 荷役装置は標準的なマンホール弁方式である。
 台枠は平形で、寸法は長さ16,900mm・BC間距離は13,600mmと、従来の両側ブレーキ車より各々100mmづつ延長された。ブレーキはKC203×300形空気+手、台車はTR211Bを手ブレーキ用にマイナーチェンジしたTR211B−1であった。

 所有者は日本通運KK・常備駅は末広町であった。廃車は早く、昭和60年9月に車齢10年で廃車となった


【第359週】070715作成R4A2、080921R4BY。

タキ25000形25098の写真

【写真359】 タキ25000形25098 昭和51年8月22日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第30巻に「P01789」として収録されています。