タキ25800形25801 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
もともとアニリンは、石油類専用車を臨時専用種別変更することで輸送されてきた。ところが昭和49年、タンク車の事故続発による規制強化で、荷役方式を上出しとすることが義務づけられた。そこで久々の専用車として製作されたのが、ここに紹介するタキ25800形である。 タキ25800形は35トン積アニリン専用車として、昭和49年11月日車で3両1ロットが製作された。タンク体はドームレスの直円筒タイプで、材質は耐候性高張力鋼である。タンク直径は2,050mmと太く、タキ3000形と同一である。 |
荷役装置は従来の下出し方式から規制強化により,空気加圧による上出し方式に変更された。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。アニリン時代の運用は良く判らないが、昭和51年頃は四国の某所や村田などで姿が見られた。その後一時期は、トーメンが桜島駅臨時常備として使用していたようである。平成3年12月、専用種別を青化ソーダに変更し、タンク内部にはゴムライニングが施され、配管・バルブ類を保護するためのプロテクタが追加され、現在に至る。 |
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【特別編199】020504作成、030201リンク変更、040120R4、050413R4A、071126R4A2、090416R4BY+ |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 25800〜25802 | S4909 | 日車 | 日本石油輸送KK |
1A | (25800〜25802) | (H0312) | 不明 | (青化ソーダ液に専用種別変更) |
【写真1199】 タキ25800形25801 昭和51年3月21日 徳島駅にて P:吉岡心平