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タキ1700形1705 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ1700形は30トン積希硫酸専用車だが、このうち2両だけ三菱製がある。今回はこのグループを取り上げよう。 タキ1705と1706は本形式の第3ロットとして昭和27年6月三菱で製作された。日立製のタキ1703,1704との競作であった。 設計比重は1.6・タンク容積は19.2m3であった。 |
ライニングされていた。タンク寸法は直径1,930mm・長さ6,300mmと太くて短いが、同社製のタキ300形濃硫酸専用車は、タンク体が細くて長いのに一体どうした訳だろう? 所有者は東邦亜鉛KK・常備駅は安中であった。僚車タキ1706はタキ300形4582に改造されたが、本車は昭和49年11月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和27年6月 製造所 三菱 設計比重 1.6 タンク容積 19.2m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク内面 鉛厚さ3mm タンク直径 1,900mm タンク長さ 6,800mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 側梁省略 長さ 8,620mm BC間距離 5,070mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41 |
【写真348】 タキ1700形1705 昭和51年2月27日 茂原駅にて P:吉岡心平
タンク鏡板にある謎の跡は作業口の跡だろうか。
この写真は吉岡写真CD−ROM第8巻に「P0461」として収録されています。