吉岡心平のマーク

タキ8100形8124

私有貨車

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タキ8050形
タキ8150形

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解説

タキ8120
タキ8128

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第346週
第348週

積荷
●構造

入口


 日立製のタキ8100形は製造時期によりタンク体の太さが種々あるが、今回は細い頃のグループを取り上げる。

 タキ8124は8125と共に昭和41年1月日立で製作され、富士重製のタキ8122,8123と競作されたロットである。

 設計比重は1.32・タンク容積は22.7mである。日産化学としては標準値だが、三菱や旭化成に比べると低く、その分タンク体が大きい。

 タンク材質はステンレス鋼(SUS304)、板厚は胴板6mm・鏡板8mmと薄く、タンク受台部の補強用当板が目立つ。タンク寸法は直径1,839mm・長さ8,970mmと他社製より細身であった。
 台枠は平形で長さ9,700mm・BC間距離は6,400mmで、ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は日産化学工業KK・常備駅は西長岡であった。昭和47年7月に速星駅常備となった。平成10年6月に廃車となった。


【第347週】070422作成R4A、070728R4A2、081101R4BY。

タキ8100形8124の写真

【写真347】 タキ8100形8124 昭和51年2月27日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01443」として収録されています。