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タキ5850形5889 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5850形の種車となったタム7100形は日立・三菱・日車の3社製が殆どを占めるが、僅か4両だが飯野製を改造した車両があった。 タキ5888〜5891がそれで、タム7184〜7187をそれぞれ改造したものである。 設計比重はタム時代の0.528から1.22に変更された。タンク容積はそのままとされたため、計算値の30.5m3より約5m3も大きい。 |
タンク体はボイラー用鋼板製で、板厚は胴板18mm・鏡板22mm、寸法は直径1,950mm・長さは12,256mmであった。周囲にはポリスチレンフォームと薄鋼板製の保冷キセがあり、外観的には飯野製特有の3分割品であった。 落成時の所有者は東洋曹達工業KK・常備駅は周防富田であった。昭和53年8月には日本石油輸送KKに移籍し、東高島駅常備となったが、昭和55年9月に廃車となった |
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【写真345】 タキ5850形5889 昭和50年2月28日 周防富田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第38巻に「P02225」として収録されています。