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タキ2100形2130 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
以前、タキ2100形は面白い形式だと書いたが、これは石油類と一口に言っても灯軽油、A重油、そしてC重油では物性が大きく異なるためだ。今回は飯野で製作された灯軽油輸送用のロットを紹介しよう。 タキ2130はタキ2130〜2139からなる10両ロットの一員として、昭和28年12月飯野で製作された。ちなみに弊サイトで掲載しているタキ2129とは、同一メーカー製で、同月同日の生れである。 設計比重は0.8・タンク容積は37.5m3で、明らかに灯軽油の輸送用であった。 |
タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mmと標準的である。寸法は直径2,050mm・長さ11,626mmであった。加熱管装置は装備していない。 所有者は日本石油KK・常備駅は入江であった。その後常備駅は昭和35年7月新興、昭和39年6月根岸と移動した。現在はタキ1000一色の根岸も、最初の頃はこのようなクルマが頑張っていたのである。昭和56年11月に廃車となった |
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【写真340】 タキ2100形2130 昭和49年10月6日 隅田川駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第5巻に「P00245」として収録されています。