吉岡心平のマーク

タキ2100形12122

私有貨車

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索引

タキ2050形
タキ2200形

 番号
[ロット表]

タキ2493
タキ12146

 ページ
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第333週
第335週

積荷
●構造

入口


 今回は比較的数の少ない三菱製のタキ2100形を取り上げる。

 タキ12122は昭和36年8月三菱製で、12115〜12134の20両ロットに属する。所有者である出光はこの時本形式を44両製作したが、半数をこのロットが占め、他は日立と飯野が10両づつ、そして汽車東京が4両を製作した。

 設計比重は0.88・タンク容積は34.3mであった。
 タンク体は普通鋼製で、寸法は直径2,050m

m・長さ10,820mmで、内部には加熱管装置が設備されている。タンク踏板は二段式だが、折曲部を含め全体が一体になっているのが面白い。
 荷役装置は通常の上入れ下出し方式である。
 台枠は通常の平形で、長さ11,600mm・BC間距離8,300mmであった。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は出光興産KK・常備駅は徳山であった。昭和42年6月水江町を経て、昭和46年1月前川に移動した。写真はこの時代のものである。昭和56年5月に廃車となった。


タキ2100形12122の写真

【写真334】 タキ2100形12122 昭和49年6月 村田駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第9巻に「P00544」として収録されています。


【第334週】070121作成R4A、070713R4A2、081103R4BY、100727R4B、140101R4C。