吉岡心平のマーク

タキ4000形34075

私有貨車

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タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ34057
タキ34086

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第331週
第333週

積荷
●構造

入口


 今回は数多い富士重製タキ4000形の中で、最後に製作されたロットを取り上げる。

 タキ34075は昭和42年2月富士重で、34084迄の10両ロットのトップとして製作された。
 当時はタキ5750形の製作が本格化した時期で、同社でも一月後にタキ5750形の初ロットを製作している。

 設計比重は1.84・タンク容積は19.0mであった。
 タンク体は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mm、寸法は直径1,700mm・長さ8,650

mmと後者は短かめだが、東酸商事向では以前からこれが標準値であった。
 台枠は平形で、長さ9,500mm・BC間距離6,200mmは富士重製の標準である。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 落成時の所有者は東酸商事KK・常備駅は羽後牛島であった。7ケ月後の9月には小坂駅に移動した。昭和55年1月には会社名がカクタス化成KKに変わり、平成2年10月には常備駅が神岡鉱山前駅に変わった。平成9年10月に合併により日鉱商事KK所有となったが、平成15年度に廃車となった。


【第332週】070107作成R4A、070609リンク変更、071119R4A2、081103R4BY。

タキ4000形34075の写真

【写真332】 タキ4000形34075 昭和51年4月18日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第39巻に「P02322」として収録されています。