タキ6400形6425 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回紹介するのは、タキ6400形35トン積アルミナ専用車のうち、タキ7400形から改番されたグループである。 タキ7400形は35トン積アルミナ専用車で、昭和34年6月に第一陣が登場後、昭和35年2月にタキ7407が落成した。アルミ合金製の異径胴タンク体が特徴で、メーカーは川崎であった。 一方、今回取り上げるタキ7408〜7424は昭和35年1月から2月にかけて17両が日立で製作された。タンク体は普通鋼製の箱型で、所有者は昭和電工であった・・・ |
とここまで書けば、察しの良い読者にはお分かりだろう。本来ならタキ6400形とすべきロットを、間違えてタキ7400形としてしまったのである。 その後、昭和35年6月1日に増備5両をタキ6400形6414〜6418と附番した際に間違いに気が付いたようで、同月27日にタキ7408〜7424はタキ6419〜6435に改番された。このためこの2ロットは製造と番号が逆順となっている。 写真のタキ6425はタキ7414の改番車で、所有者は昭和電工KK・常備駅は新興であった。昭和53年11月に廃車となった。 |
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■参考文献 私有貨車セミナー第88回(レイルマガジン207号) |
【写真316】 タキ6400形6425 昭和49年9月25日 入江駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第6巻に「P00344」として収録されています。