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タキ35000形36089 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ35000形標準タンク車の中で、末期に製作されたロットを取り上げよう。 タキ36089は昭和48年8月日車製で、36080〜36099からなる20両ロットの一員であった。 このロットは、台車にTR41Cに代えて合成制輪子付のTR41Gを採用した点が特徴だ。ところが数ヶ月後にはTR41Eが標準となったため、TR41G付は本ロットだけの希少種となったのである。 |
タンク体は35系特有のC3タイプ異径胴で、材質は耐候性高張力鋼、寸法は従来と同一であった。このロットは航空燃料輸送用として製作されたため、タンク内面には純度保持を目的にエポキシ樹脂コーティングが施されていた。なお以前から、特定のロットが同一仕様で製作されている。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。写真は石岡駅で撮影したもので、百里基地へ航空燃料を輸送中の一齣である。 |
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【写真302】 タキ35000形36089 昭和49年5月11日 石岡駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第11巻に「P00630」として収録されています。