タキ2800形2900 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は北海道で使用された日車支店製のタキ2800形を紹介する。 タキ2900は昭和31年7月日車支店製で、一ロット一両であった。本車を含め、北海道のカセイソーダタンク車は伝統的に鉄肌が賞用された。 設計比重は1.48・タンク容積は20.2m3と標準的であった。 |
台枠は平形で、長さは9,000mm・BC間距離は5,700mmと標準的である。ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cから第一次改造でTR41Dとなった。 落成時の所有者は北海道曹達KK・常備駅は幌別だったが、僅か一月で所有者は曹達商事KKに変わった。昭和45年5月には社名の「曹達」が「ソーダ」に変わり、昭和54年4月には新日化産業との合併で社名はソーダニッカKKとなった。昭和58年1月には港北に移動した。このように北海道曹達の歴史と共に歩んだ本車であったが、平成元年10月に廃車となった。 |
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【写真292】 タキ2800形2900 昭和49年7月26日 幌別駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第18巻に「P01066」として収録されています。