吉岡心平のマーク

タキ5450形95458

私有貨車

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タキ5400形
タキ5500形

 番号
[ロット表]

タキ85453
タキ95497

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第255週
第257週

積荷
●構造

入口


 今回はタキ5450形液化塩素専用車の中で、TR211B台車を装備したグループを取り上げる。
 高圧ガスタンク車は、タンク体の剛性が高いため、緩和曲線等の3次元的変位に追従しし難い問題点があった。そこで昭和40年代末期から始まった保安度向上のための貨車構造改善では、その一環として走行性能の改善を図るべく、台車を従来のTR41系から高性能のTR211系に変更することになった。劃して昭和50年7月以降に落成したタキ95453以降は、TR41D台車に代えてTR211B台車を装備することになったのである。

 タキ95458は昭和50年9月に日車で製作された。一ロット一両で、2ケ月前に同社が製作した95455の増備であった。

 外観・構造で、上廻りは在来車と変わらず、高張

は低温用鋼、留置ブレーキは手、台車はTR211B−1形となった。番号の字体が一風変わっているのは、旭硝子系列の北海道曹達で缶体検査をしたためで、同社施行の外観的特徴となっている。  所有者は旭硝子KK・常備駅は知手であった。平成8年7月に日本石油輸送KK・名古屋南港駅常備となった。平成9年3月に郡山に移動し、平成14年6月に廃車となった。


タキ5450形95458の写真

【写真256】 タキ5450形95458 昭和50年10月6日 安治川口駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第36巻に「P02126」として収録されています。


【第256週】050724作成R4A、071014R4A2、090109R4BY、100408R4B。