吉岡心平のマーク

タキ55000形55027

私有貨車

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タキ50000形
タキ64000形

 番号
[ロット表]

タキ55004

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第246週
第248週

●積荷
●構造

入口


 タキ55000形は既に55004を紹介したが、今回は比較的後期の車両を取り上げる。

 タキ55000形50トン積石油類専用車は、50系タンク車の石油類版として開発された車両で、昭和35〜40年に39両が製作された。

 写真のタキ55027は昭和39年10月日車本店で55026〜28の3両ロットとして日石輸送向けに製作された。同社が所有したタキ55000形は10両に上るが、新製時から同社が保有したのは、この3両だけである。

 設計比重は0.87・タンク容積は57.5m3であった。
 タンク体は普通鋼製で、寸法は両端直径2,050mm・中央直径2,500mm、長さ14,300mmで、日車本店製本形式の標準値である。
 台枠は50系特有の中梁省略タイプで、長さは15,400mm・BC間距離は11,450mm、ブレーキはKSD形積空+手、台車はTR78であった。

 一生を通じて所有者は日本石油輸送KK・常備駅は扇町であった。昭和62年5月に廃車となった。


●同一系列 タキ50000形50003 昭和35年日車本店製、日車独自設計タイプ。

        タキ50000形50089 昭和40年日車本店製、標準設計タイプ。


タキ55000形55027の写真

【写真247】 タキ55000形55027 昭和49年12月1日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第14巻に「P00894」として収録されています。


【第247週】050522作成R4A、090220R4BY、100902R4B、130624R4C。