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タキ50000形50003 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
四條さんから、タキ50000形4本バンド車のリクエストを頂戴した。メールには「プロトタイプを探そうと蔵書を漁ってみても、このタイプは見つかりません」とある。 タキ50000形50トン積ガソリン専用車は、昭和35〜40年に90両が製作された。タキ55000形石油類専用車と共に50系を構成する。F5sタイプ魚腹型異径胴を用いた巨体に3軸ボギー台車、積空ブレーキ、油圧緩衝器などを初採用し、荷重も一挙に50トン積へと飛躍した同形式の登場は、タンク車にもいよいよ新時代が到来したことを予感させたものだ。 タキ50003は、第二ロットの50002〜04に属し、昭和35年8月日車本店で製作された。元々タ |
キ50000形は、日車本店が独自に設計したものだったが、登場後に国鉄主導の元で、他社の意見を取り入れて標準化が行われた。 落成時の所有者はシェル石油KK・常備駅は塩浜であった。昭和45年2月、常備駅は苫小牧港開発の末端駅であった石油埠頭に異動した。その後、道内の石油輸送、例えば東札幌駅などに運用されていたが、昭和57年8月に廃車となった。 |
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【写真1164】 タキ50000形50003 昭和56年7月31日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平