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タサ5400形5451 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は日車本店製のタサ5400形を紹介する。 タサ5451は5451〜54からなる4両ロットの第一号車として、昭和36年11月日車本店で製作された。ユーザーの出光興産は発注を複数メーカーで競作する傾向があり、今回も日立製のタサ5445〜49と三菱製のタサ5455〜49が同時に製作されている。 落成時の専用種別は液化プロパン専用で、タンク容積は47.3m3とされた。 |
的に検査するため、キセは分解し易いように組立てられているが、日車製の場合は日立と良く似た、継目の上を押えバンドで締付ける方法である。またタンク手摺は、端部が山形になったタイプを採用した。当然の事ながら、タンク外周は法規制により「ねずみ色1号」である。 落成時の所有者は出光興産KK・常備駅は徳山であった。兄弟車3両はすべて前川駅常備に変わったが、本車は14年の生涯を徳山で過ごし、昭和50年11月に4両揃って廃車となった。 |
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【写真241】 タサ5400形5451 昭和50年3月1日 徳山駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第27巻に「P01578」として収録されています。