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タキ1500形15350 |
私有貨車 |
形式 |
▲タキ1450形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はタキ1500形の中でも、最も多数派となるグループを紹介する。 タキ15350はは15341〜55からなる15両ロットの一員として、昭和37年3月日車支店で製作された。ユーザーの日石輸送と日支との組合せは、大量の本形式を生み出してきた。 設計比重は0.9、タンク容積は39m3で、重油輸送を念頭に置いた設計である。外観は一見するとタキ3000形ガソリン専用車に酷似するが、普通鋼製のタンク体板厚は胴板8mm・鏡板12 |
mmと、軽量化のためタキ3000形より胴板が1mm薄い。タンク寸法は直径2,050mm×長さ12,000mmで、タンク内部には蒸気加熱管、鏡板には点検用蓋が設置されている。 落成時の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂で、常備駅は半年後の9月に扇町に移った。晩年は亜硫酸パルプ廃液の臨時専用となり、昭和60年8月に廃車となった。 |
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【第242週】050417作成R4A、070715R4A2、090220R4BY。 |
【写真242】 タキ1500形15350 昭和51年3月1日 塩浜操駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第25巻に「P01474」として収録されています。