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タキ5750形105756 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今週はタキ5750形40トン積濃硫酸専用車でも、比較的数が多かった日立製を紹介しよう。 タキ105756は、昭和47年7〜8月にかけて95799・・・105760として12両製作されたロットの一員である。専用種別は日鉱の所有車らしく、「濃硫酸及び発煙硫酸」であった。なお日立製作所は、昭和49年2月に私有貨車の生産を終息したため、このロットが本形式最後の日立製となっている。 設計比重は高比重の発煙硫酸を積載するため、1.86と通常の1.84より0.02大きい。そこでタンク容積も21.5m3と、濃硫酸の専用車より0.02m3小さくなっている。 |
タンク体は耐候性高張力鋼製で、直径1,850mm・長さは8,510mmであった。この寸法は川崎・富士重製と同値だが、比重の関係で長さが60mm短い。 落成時の所有者は日本鉱業KK・常備駅は日立であったが、昭和53年4月に敦賀駅に移動した。会社名は平成4年5月に日鉱金属KKと変わったが、平成9年6月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和47年8月 製造所 日立 設計比重 1.86 タンク容積 21.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板9mm タンク直径 1,850mm タンク長さ 8,510mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 側梁省略幅狭形 台枠長さ 10,000mm BC間距離 7,000mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD254−305形積空 台車 TR41C形 |
【写真236】 タキ5750形105756 昭和49年12月1日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第20巻に「P01188」として収録されています。