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タキ3500形13547 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
「だって見たんだもん!」とは、誰にも信じて貰えないとき吐く台詞だが、今回はまさしくこの例に相応しいタキ3500形の珍車を紹介する。 タキ3500形は昭和29〜39年に30ロット179両が作られた30トン積アルコール専用車で、我国アルコールタンク車の最多両数かつ標準形式であった。 タキ13547は昭和38年8〜9月に富士重で13541〜58の18両が製作されたロット28の一両であった。 |
タキ3500形にゴムライニングとは穏やかではない。色々調べた所、このロットは純度保持のためタンク内部をエポキシコーティングして落成しているので、関係者がこれを見間違えたとの説に落ち着いた。だがその真相は・・・謎である。 所有者は内外輸送KK・常備駅は岩国であった。常備駅は昭和51年4月に新興駅に移り、醤油などの輸送に活躍したが、平成7年6月廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和38年9月 製造所 富士重 設計比重 0.8 タンク容積 37.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 12,150mm タンク内面 エポキシ樹脂 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 12,800mm BC間距離 9,500mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真214】 タキ3500形13547 昭和51年3月6日 塚口駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第38巻に「P02244」として収録されています。