吉岡心平のマーク

ホキ14700形14701

私有貨車

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▲ホキ4400形
ホキ4900形

 番号
解説

ホキ4782

 ページ
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第591週
第593週

積荷
●構造

入口


 ホキ4700形には14700番台が存在したことを知る人は少ない。

 14700は14701と一緒に昭和43年1月富士重で製作された。1年2ケ月前に同一メーカーで製作したホキ4781〜4784の増備に当たるが、積空ブレーキの装備に合わせて当時としては珍しいレジンシューを試用した。3ケ月前にホキ8500形が同様にレジンシューを装備して登場したので、恐らくこの影響を受けたものと思われる。

 番号を14700番台に飛ばしたのは、これが理由と思われ、落成時は台車にO(オー)切替弁を無理やり装備していたが、後に他車と共にARSD形ブレーキに変更された際、これを撤去している。

 落成時の所有者は奥多摩化工KK・常備駅は氷川であった。前者は昭和49年12月に奥多摩工業KK、後者は昭和46年2月に奥多摩となった。運用や使用法は他ロットと同一で区別することなく使用され、昭和55年8月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和43年1月
製造所   富士重
設計比重  0.94
ホッパ容積 31.9m3
●上廻り
ホッパ形態 箱型屋根付
ホッパ材質 普通鋼
ホッパ板厚 側・妻板4.5・底板6mm
ホッパ幅  2,561mm
ホッパ長さ 8,241mm

●荷役方式
荷役方式 側開き自重落下式
●下廻り
台枠形式   石炭車形
長さ      8,250mm
BC間距離  5,350mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形
台車      TR41C形(合成制輪子)

ホキ4700形14701の写真

【写真592】 ホキ4700形14701 昭和51年5月15日 拝島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第48巻に「P02880」として収録されています。


【第592週】120101作成R4C。