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タキ5750形115774 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
嘘のような話だが、弊サイト初のタキ5750形解説をお届けする。 タキ5750形は40トン積濃硫酸タンク車で、500両もの多数が各社で製作された。本形式については、かつて私有貨車セミナーで根掘り葉掘り解説したので、詳細は該当記事をご参照頂きたい。 タキ115774は、安宅産業が昭和49年10月川崎で115757〜115796を一挙に増備したロットの一員である。化成品で40両1ロットは、稀有な例なのではなかろうか。 時は保安度向上の第一波が押し寄せてきた時期で、転覆時の安全性を向上した構造となった。その後、本形式は衝突時の保安度向上のため、 |
側梁を復活したタキ29300形に移行するが、その前夜に誕生した光芒と言ってよいだろう。 所有者は安宅産業KK・常備駅は小阪であったが昭和51年7月に秋田北港に移動した。その後、安宅の破綻により所有者は昭和52年10月伊藤忠商事KKとなった。現在も健在のようだ。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年10月 製造所 川崎 設計比重 1.84 タンク容積 21.7m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 耐候性高張力鋼 タンク板厚 胴板8・鏡板9mm タンク直径 1,850mm タンク長さ 8,570mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13形 |
【写真178】 タキ5750形115774 昭和51年3月5日 越中島駅にて P:吉岡心平