吉岡心平のマーク

タキ5750形115797

私有貨車

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タキ5700形
タキ5800形

 番号
解説

タキ115774

 ページ
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特別編1518
特別編1520

積荷
●構造

入口


 タキ115797は昭和49年10月富士重で孤立ロットとして製作された。

 本車は最後の富士重製タキ5750形として有名な車両で、この後の増備はタキ29300形に移行した。
 外観と構造はは3ケ月前に富士重が安宅産業向に製作したタキ105797…115756に準じるが、不思議なことに同ロットでは6,700mmに

短縮されたBC間距離は、再び以前の7,000mmに戻っている。

 落成時の所有者は三井金属鉱業KK・常備駅は大牟田であった。昭和59年12月に神岡口に移動し、昭和60年4月に駅名は神岡鉱山前、昭和63年8月には社名が神岡鉱業KKに変わった。写真はこの時代のものである。平成15年度に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和49年12月
製造所   富士重
設計比重 1.84
タンク容積 21.7m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板9mm
タンク直径 1,850mm
タンク長さ 8,510mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,000mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR41E−13形

タキ5750形115797の写真

【写真2519】 タキ5750形115797 平成2年1月2日 名古屋港駅にて P:吉岡心平

落成時のタンク踏板は床用鋼板製だったが腐食したため切除し、代りに4本の足を新設した。


【特別編1519】130606作成R4C。