タム3050形3057 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
ウルシと言えば我国の特産品だが、今回は「ウルシ塗り」のタンク車を紹介する。 タム3050形は15トン積ホルマリン専用車で、タンク材質を初め、熱絶縁の有無や荷役方式などによる相違が激しく、様々な車両が混在していた。 タム3057は昭和29年11月日立製で、3056〜3061の6両ロットであった。 |
なお本車でも、波除板や安全弁など処理が難しい部品はステンレス鋼を使用していた。 落成時の所有者は日本瓦斯化学工業KK・常備駅は焼島であった。昭和37年3月には尼崎駅に移り、昭和46年12月には三菱江戸川化学との合併で三菱瓦斯化学KK所有となった。写真は京葉臨海の大日本インキに運用されていた際のものである。昭和53年6月に内外輸送KK・新興駅常備となり、昭和61年1月に廃車された。 |
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■主要諸元 製造年 昭和29年11月 製造所 日立 設計比重 1.08 タンク容積 14.3m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 ウルシ焼付 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,706mm タンク長さ 6,600mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,200mm 軸距 4,000mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 リンク式→二段リンク式 |
【写真172】 タム3050形3057 昭和49年1月19日 村田駅にて P:吉岡心平