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タキ5000形5040 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
塩酸のタンク車は、タンク体を更新した車両が多く、更新の前後で外観が一変した車両も見られる。今回はそういった例を紹介する。 タキ5000形は昭和30〜46年に62両が作られた30トン積塩酸専用車。タム5000形15トン車の拡大ボギー車版である。 タキ5040と41は2両一緒に昭和43年3月汽車東京で製作された。 |
新例としては早期だったため、タンク寸法は種車時代を踏襲し、空容積は拡大されていない。一方、外観面では当時の川崎製の象徴である「マジンガーZ」スタイルのプロテクターが目を引く。タンク受台は押え金方式のものに変更された。 所有者は三谷産業KK・常備駅は東金沢であった。常備駅は昭和48年5月に松任と変わった。平成元年11月には日産化学工業KK所有・速星駅常備となり、リン酸輸送などに活躍していた。平成14年末時点では健在のようである。 |
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【写真159の1】 タキ5000形5040 昭和51年8月7日 渋川駅にて P:吉岡心平
【写真159の2】 タキ5000形5041 昭和51年3月4日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平
同一ロットの車両で、タキ5040がタンク体を更新する前の姿を留める。