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タキ2600形32691 |
私有貨車 |
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番号 |
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●積荷 |
■入口 |
カセイソーダ輸送用のタンク車は「裸+鉄肌タンク」→「保温付+鉄肌タンク」→「保温付+内面ゴムライニングタンク」の順で進化して来た。今回取上げるのは、その道筋を自ら忠実に辿った車両である。 タキ32691は、そもそもタキ1400形1457として昭和28年4月新潟で誕生した。カセイソーダタキとしては初期の作品で、設計比重は1.4と中程度・タンク容積は21.7m3、そしてタンク材質は普通鋼、寸法は直径1,900mm・長さは7,900mmであった。ちなみに特別編第2回で紹介したタキ1411とは同一メーカー製だが、タンク直径は10mmプラス、長さは反対に50mmマイナス、そして台枠は同一寸法であった。 その後、同車は昭和31年9月日車支店でタキ2800形2902に改造された。改造点はタンク周囲 |
への保温材・キセの追加で、タンク体と下回りはそのまま流用されている。 3回の改造・改番にも拘らず、一貫して所有者は呉羽化学工業KK・常備駅は勿来であった。写真は越中島の化成品センターに憩う姿をスナップしたものである。タキ32690と共に、昭和63年4月廃車となった。 |
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【写真160の1】 タキ2600形32691 昭和49年1月14日 越中島駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第29巻に「P01694」として収録されています。
【写真160の2】 タキ1400形1455 P:吉岡心平所蔵
タキ32691の種車となったタキ1457と同一ロットの車両。温水加熱管を持つ。