吉岡心平のマーク

ホキ4200形4288

私有貨車

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ホキ4100ニ代形
▼ホキ4300形

 番号
ロット表

ホキ4283
ホキ14200

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第133週
第135週

●積荷
構造

入口


 青梅線の石灰石列車はファンに有名だったが、何故かこれに使われていたホキ4200形は、まだ解説していなかったようだ。

 ホキ4200形は30トン積石灰石専用ホッパ車として、4200〜99,14200〜27の128両が昭和34〜42年に製作された。14210以降の18両は「九州のホキ4200形」で、特別編313で紹介したので、覚えていられる方も多いことだろう。

 ホキ4288は昭和37年2月日車支店で85〜94の10両ロットとして製作された。外観・構造は国鉄セキ3000形の上半分を切り落としたものだ。

 青梅線の石灰石列車は満載状態で山を下るため、ブレーキシューの損耗が著しく、保守に支障をきたしていた。このため国鉄が増備した「赤ホキ」ホキ2500形はASDブレーキとレジンシューを装備して登場した。
 その後、本形式も同形式にあわせてブレーキを改造し、レジンシューを装備したが、台車形式はTR41Cのままである。

 所有者は奥多摩工業KK・常備駅は登場時の氷川から昭和46年2月の駅名改称で奥多摩となった。昭和52年5月に屋根取り付け改造を受け、ホキ34288に姿を変えている。


【第134週】030323作成、030325本文修正、030506リンク変更、040228リンク追加+R4、050501R4A、
050720リンク追加、070530リンク変更、071230R4A2。

ホキ4200形4288の写真

【写真134】 ホキ4200形4288 昭和51年7月18日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第24巻に「P01370」として収録されています。