吉岡心平のマーク

タキ6600形6635

私有貨車

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タキ6550形
タキ6650形

 番号
ロット表

タキ6633
タキ6638

 ページ
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第126週
第128週

積荷
●構造

入口


 タキ6600形30トン積エチレングリコール専用車については、タキ6604を特別編309で紹介したが、今回はCD−ROM第22巻に収録されたドームレスタイプを紹介しよう。

 タキ6635は昭和44年6月三菱製で、同一ロットに一月後に落成したタキ6636がある。なお、半年後の11月に製作された増備車は35トン積となったため新形式タキ16600形となっている。
 設計比重は1.12、タンク容積は26.7m3であった。タンク材質は普通鋼で、純度保持のため内面には厚さ2mmのステンレス薄板がライニングさ

れていた。タンク寸法は直径1,950mm・長さ9,700mmであった。
 荷役方式は通常の上入れ下出し方式で、エチレングリコール特有の吸湿装置は、タンク体上部に埋め込まれている。
 台枠は平型で長さは10,000mm、BC間距離は6,700mm、台車はTR41Cであった。

 所有者は日本触媒化学工業KK・常備駅は千鳥町であった。昭和45年1月に浮島町常備となった。社名は平成3年6月にKK日本触媒となった。平成13年度末では健在である。


■主要諸元
製造年   昭和44年6月
製造所   三菱
設計比重 1.12
タンク容積 26.7m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
タンク材質 普通鋼
タンク内面 厚さ2mmステンレス鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 9,700mm
付帯設備 吸湿装置
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD203−254形積空
台車      TR41C形

タキ6600形6635の写真

【写真127】 タキ6600形6635 昭和51年4月29日 塩浜操駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第22巻に「P01289」として収録されています。


【第127週】030202作成、040207R4、041202R4A、050513リンク追加、070801R4A2、090601R4BY、120219諸元追加+R4C。