タキ5000形5164 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
私有貨車の番号は難解で、番号から形式を特定するのが難しい。今回紹介するのは、その中でも最悪の例である。 タキ5000形は30トン積塩酸専用車で、昭和30〜46年にかけて62両が製作された。5000〜5049まではノープロブレムだが、さてその次で困った。5050番はタキ5050形、15000番はタキ1500形、25000番から55000番までは各々の形式が既に存在したのである。国鉄の名誉のために弁護すれば、塩酸タンク車の場合は小口ユーザーが多いため、30トン車の増備が予想のほか続いたことで、読みが外れたのかもしれぬ。 |
タキ5164は昭和44年7月富士重製で、5165と2両で1ロットである。 所有者は十全化学KK・常備駅は奥田であった。寿命は僅か10年と短く、昭和54年4月に廃車となっている。 |
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【写真96の1】 タキ5000形5164 昭和51年4月25日 隅田川駅にて P:吉岡心平
【写真96の2】 タキ5000形5164 昭和51年4月25日 隅田川駅にて P:吉岡心平