タキ5000形5171 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ5164 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ5171は昭和46年3月日車で、タキ5000形のラストナンバーとして製作された。一ロット一両であった。 既にタキ5050形35トン車が量産されていた時期だが、塩酸は小口輸送が多かったため30トン車が増備された。 日車支店製の本形式は初期のものはタンク体が直径2,050mmと太いが、昭和43年製の50 |
43以降は直径1,950mmと細くなり、長さを含め本車まで同一寸法であった。一方、台枠も同車以降は側枠を省略した軽量台枠となっているが、こちらは時期による変化が激しく、このあたりの変遷はタキ5750形に似ているようだ。 落成時の所有者はソーダ商事KK・常備駅は幌別であった。昭和54年4月に新日化産業と合併し所有者名はソーダニッカKKとなった。昭和58年1月に港北駅に移動し、その後廃車されている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和46年3月 製造所 日車 設計比重 1.18 タンク容積 25.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク内面 ゴムライニング厚さ5mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 9,030mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 側梁省略式 長さ 9,500mm BC間距離 6,500mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KSD203−254形積空 台車 TR41C |
【写真2110】 タキ5000形5171 昭和57年8月1日 港南駅にて P:吉岡心平