Shmmn フィンランド
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S 2軸ボギー特殊平貨車
h 鉄鋼コイル横向き積載用
mm 積載長<15m
n 最大荷重>60t
■Shmmn
 積載長がカテゴリーの定義未満(15m未満)および最大荷重がカテゴリーの定義を超える(60トン以上)コイル横向き積載用2軸ボギー平車である。積載するコイルは雨濡れを許容する熱間圧延鋼板コイルおよび耐候性鋼板コイル(以下「熱延コイル」という)である。
 フィンランドのShmmnはUIC番号を持たない71000,209000番台が付番されたVR TRANSPOINT所有車が該当する。
   2020.7.27作成
71603-5 VR Shmmn 撮影:佐藤浩樹 2013.8.17 Hämeenlinna(フィンランド)
71736-3 VR Shmmn 撮影:佐藤浩樹 2013.8.17 Hämeenlinna(フィンランド)
71742-1 VR Shmmn 撮影:佐藤浩樹 2013.8.16 Hämeenlinna(フィンランド)
71764-5 VR Shmmn 撮影:佐藤浩樹 2013.8.17 Hämeenlinna(フィンランド)
71810-6 VR Shmmn 撮影:佐藤浩樹 2014.8.12 Hämeenlinna(フィンランド)
VR Shmmn 形式図 出典:VR車輌カタログ(HPより)
■撮影済番号 VR 71603…71810
荷重66.5t 自重23.50t  全長14.04m 積載長 不明 BC間距離8.00m
台車:板側枠板ばね(両抱式)台車(軸距2,000mm 車輪径 不明) 最高速度 積車90km/h
冷延コイル積載数:最大7個(1,7番:最小径-最大径700-2,000mm 最大積載重量17t 2~6番:700-2,000mm 30t) 
コンテナ積載数:最大3個
 フィンランド鉄道グループの貨物物流会社VR transpoint(所有者コードVR)所有の熱延コイルおよびスクラップ輸送コンテナ用の2軸ボギー平車である。本形式はSA3自動連結器付の広軌(1,524mm)車輌でありロシア鉄道への乗り入れが可能である。
 台枠は中梁および側梁を魚腹形とした強固な構造で、側梁側面には横方向の補強が設けられていて、端部には高さ800mmの妻板が設けられている。台枠上には7組のコイル受台が、さらに中間の受台間には6組のスクラップ輸送コンテナ支持装置が設けられている。また、受台のコイル設置面にはコイル横方向固定用の複数の爪が設けられている。この爪はばねにより常時起立していて、熱延コイル積載時に積載部分だけ受台内格納される構造である。
209030-6 VR Shmmn-t 撮影:佐藤浩樹 2013.8.16 Hämeenlinna(フィンランド)
■撮影済番号 VR 209003…209030
荷重66.5t 自重23.20t  全長14.04m 積載長 不明 BC間距離8.00m
台車:板側枠板ばね(両抱式)台車(軸距2,000mm 車輪径 不明) 最高速度 積車90km/h
冷延コイル積載数:最大5個(直径 最小7,00mm、最大2,000mm) コンテナ積載数:最大3個
 フィンランド鉄道グループの貨物物流会社VR transpoint(所有者コードVR)所有の熱延コイルおよびスクラップ輸送コンテナ用の2軸ボギー平車であり、UICコードを持たない。本形式はSA3自動連結器付の広軌(1,524mm)車輌でありロシア鉄道への乗り入れが可能である。
 本形式はVR 71000番台の車輌から両端の受台を撤去し、冷延コイルの積載数を5個とした形式である。
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