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タキ3700形3720 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ3720は昭和35年11月三菱で3719,3720の2両ロットとして製作された。 チッソ所有の本形式は伝統的にキセ付のアルミタンクを装備した酢酸及び無水酢酸専用車で、このロットはその5番目の作品だったが、何故か2両の中で本車だけが後天的改造でキセを撤去した。 |
このため外観はダイセル所有の無水酢酸専用車に似たものとなったが、タンク受台やマンホール部の嵩上げ、タンク踏板に履いたゲタなどキセ撤去の跡が良く判り趣味的にも興味深い。 落成時の所有者は新日本窒素肥料KK・常備駅は水俣であった。社名は昭和40年1月にチッソKKに変わった。昭和60年1月に廃車となった。 |
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【写真669】 タキ3700形3720 昭和50年3月9日 安治川口駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第45巻に「P02652」として収録されています。