吉岡心平のマーク

タキ9900形9912

私有貨車

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タキ9800形
タキ10000形

 番号
解説

タキ9900
タキ9917

 ページ
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第654週
第656週

●積荷
構造

入口


 タキ9912は昭和37年5月日車支店製で9902〜9913の12両ロットの一員であった。

 タキ9900形は最初の2両が試作車で、量産車としては日車本店製の本ロットと日車支店製の9914〜9927が共に最初である。
 外観と構造は初期型のためドーム頂部のすべり

止めが無く、タンク受台下部のジャッキ受もまだ装備していない。また社紋の下には小型の標記板挿があるが、あまり使われなかったようだ。

 所有者は日本石油KK・常備駅は下松であった。平成元年10月に汐見町に移動したが、平成7年5月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和37年5月
製造所   日車本店
設計比重 0.73
タンク容積 48.0m3
タンク形態 異径胴(Fs5形)ドーム付
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク内面 ザップコート塗装
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク両端直径 2,050mm
タンク中央直径 2,500mm
タンク長さ 11,720mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス
台枠長さ   12,520mm
BC間距離  9,220mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
走り装置   TR41C形

タキ9900形9912の写真

【写真655】 タキ9900形9912 昭和51年3月17日 安治川口駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第40巻に「P02347」として収録されています。


【第655週】130317作成R4C。