吉岡心平のマーク

タキ2600形2697

私有貨車

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タキ2550形
タキ2700形

 番号
[ロット表]

タキ2671
タキ12605

 ページ
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第626週
第628週

積荷
●構造

入口


 タキ2697は昭和32年7月富士重製で2696〜2699の4両ロットの一員であった。

 富士重では多数のタキ2600形を製作したが、本ロットはその第一作で、設計比重がその後のロットより低いため、タンク体が約600mm長い。このため台枠・BC間距離も600mmづつ長く、特に後者は昭和45年から実施された第一次台車改造の条件となる6mを超えたため対象車両から外

れ、TR41C台車のまま残ったことで有名であった。写真はこの時期のものだが、昭和51年から施行された第二次台車改造には該当したことから、その後TR41DS台車に改造されている。

 落成時の所有者は第一物産KK・常備駅は黒井であった。昭和34年3月に社名は三井物産KK、昭和49年12月に信越化学工業KKと変遷した。平成10年1月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年7月
製造所   富士重
設計比重 1.35
タンク容積 22.0m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク内面 ゴムライニング
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,860mm
タンク長さ 8,670mm
熱絶縁   あり(詳細不明)
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,500mm
BC間距離  6,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ2600形2697の写真

【写真627】 タキ2600形2697 昭和50年4月26日 越中島駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第47巻に「P02769」として収録されています。


【第627週】120902作成R4C。