タム5000形6000 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
タム6000に遭遇して撮影した時、小躍りした事を思い出す。何故なら同車は味タムでも屈指の訳アリ車両だったからである。 タム6000は昭和28年10月汽車東京で6000〜6002の3両ロットとして製作された。ロット当りの製作数が少ないのは味の素所有ではないためである。タンク車に詳しい方は驚くに違いない。何故なら他社から移籍した味タムは、僅かこの1両しかないのだから…。 |
と期待したものの、外観と構造は味タムとうり二つでガッカリしたのも事実である。 落成時の所有者は新日化産業KK・常備駅は浜川崎で、昭和31年3月に常備駅は変えずに味の素KKに移籍した。その後は昭和53年2月にはアミノ酸専用となり昭和60年8月に廃車となった。なお写真では常備駅標記が塩浜(操)と妙な書き方になっているが、事故で臨時入場した鷹取工場が間違ったためと言われている。 |
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■主要諸元 製造年 昭和28年10月 製造所 汽車東京 ガス定数 1.11 タンク容積 13.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク内面 ゴムライニング タンク直径 1,690mm タンク長さ 6,350mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 7,100mm BC間距離 4,000mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 二段リンク式 |
【写真591】 タム5000形6000 昭和51年3月22日 西岡山駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第42巻に「P02517」として収録されています。