吉岡心平のマーク

タサ1700形2809

私有貨車

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タサ1600形
タサ1900形

 番号
[ロット表]

タサ1865
タサ2842

 ページ
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第577週
第579週

積荷
●構造

入口


 タサ2809は昭和27年3月飯野で2800〜2814の15両ロットとして製作された。

 スタンダードが昭和27年に帝国10両、日車本店15両と競作したロットで、同社向では初めての飯野製である。飯野製の本形式は車体長さで長短2種があったが、このロットは同社が日本石油向に製作した1846〜1852と同じ、車体長さが

短いタイプに属している。

 落成時の所有者はスタンダードヴァキューム石油・常備駅は初島であった。昭和37年1月のエッソ・モービル分割ではエッソスタンダード石油KKの所有となった。社名は昭和57年4月にエッソ石油KKとなったが一生を初島駅常備で過ごし、昭和60年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和27年3月
製造所   飯野
設計比重  0.73
タンク容積 28.1m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,960mm
タンク長さ 9,500mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      10,500mm
BC間距離  7,000mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41形

タサ1700形2809の写真

【写真578】 タサ1700形2809 昭和49年2月19日 東港駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第9巻に「P00555」として収録されています。


【第578週】110925作成R4C。