吉岡心平のマーク

タキ5000形5034

私有貨車

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タキ4950形
タキ5050形

 番号
ロット表

タキ5027
タキ5036

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第542週
第544週

積荷
●構造

入口


 タキ5034は昭和41年5月日車支店で、タサ1700形4729から改造された。

 タサ1700形ガソリン専用車の転用改造車としては最初期の作品で、同時にタサ4713,4737がタキ5032,5033となっている。
 改造では種車のタンク体両端を僅かに切断・短縮して容積を調整した上で、内面を厚さ5mmの天然軟質ゴムでライニングした。細部では荷役装置は全面的に上入れ上出し式の新品に交換さ

れ、鏡板にはライニング工事で用いる作業口を設置、安全弁やマンホール蓋も新品に交換された。
 台枠以下はブレーキや台車を含め、種車時代と同一である。

 改造直後の所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂で、後者は種車時代の常備駅を引き継いだもので、便宜置籍であった。実際には関東電化で水島〜渋川間の輸送で使用されていたが、昭和50年3月に廃車となった。


タキ5000形5034の写真

【写真543】 タキ5000形5034 昭和49年4月17日 渋川駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第3巻に「P00142」として収録されています。


【第543週】110123作成R4C。