吉岡心平のマーク

タキ3600形3611

私有貨車

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タキ3500形
タキ3650形

 番号
ロット表

タキ3610

 ページ
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第533週
第535週

●積荷
●構造

入口


 タキ3611と3612の2両は昭和42年2月飯野製で、本形式の最終作であった。

 合同酒精の糖蜜専用車としては5ロット目で、基本設計は4年前に同一メーカーで製作した前作の3610に準拠するが、タンク体は直径が僅かに細くなり、代わりに長さが長くなった。

 雪落しが楽なように荒目としたタンク踏板や、吐出管だけにある加熱装置は従来と同様である。

 落成時の所有者は合同酒精KK・常備駅は旭川であった。昭和54年9月に内外輸送KKに移籍し、伏木駅常備となった。昭和60年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和42年2月
製造所   飯野
設計比重 1.2
タンク容積 25.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8・鏡板12mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ 8,720mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      9,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ3600形3611の写真

【写真534】 タキ3600形3611 昭和49年9月29日 伏木駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第18巻に「P01026」として収録されています。


【第534週】101121作成R4C。