吉岡心平のマーク

タサ5400形5422

私有貨車

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タサ5300形
タサ5500形

 番号
[ロット表]

タサ5413
タサ5441

 ページ
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第504週
第506週

積荷
●構造

入口


 タサ5422は昭和36年5月川崎製で、4月から7月にかけて製作されたタサ5419〜5428の10両ロットの一員である。

 LPガス専用車はタム7100形15トン車で幕を開けたが、川崎では同形式を製作しなかったため、このロットが川崎初のLPガスタンク車である。
 外観・構造ではタンク受台位しか特徴と言える部分が見当たらない。

 落成時の所有者は昭和石油瓦斯KK・常備駅は塩浜であった。10両のうちタサ5421,5423,5425の3両は、新潟地震で発生した昭石の製油所火災の犠牲となり廃車された。一般車は老朽車を除き全て復旧したのに対し、高圧ガスタンク車はタンク体への熱影響を嫌ったためだろう。残った7両は昭和43年1月に昭和石油KK所有となり、本車を含む6両は東新潟港駅常備に変わった。昭和53年9月に廃車となった。


タサ5400形5422の写真

【写真505】 タサ5400形5422 昭和49年9月29日 伏木駅にて P:吉岡心平

この写真は吉岡写真CD−ROM第17巻に「P00991」として収録されています。


【第505週】100502作成R4B。