吉岡心平のマーク

タキ3700形3758

私有貨車

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タキ3650形
タキ3800形

 番号
[ロット表]

タキ3751
タキ3763

 ページ
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特別編1519
特別編1521

積荷
●構造

入口


 タキ3758は昭和42年6月帝国車両で孤立ロットとして製作された。

 帝国車両製のアルミタンク車は数が少なく、キセ無しだはタキ1150形1155、キセ付では本車が知られている程度だ。諸元と構造は日本合成が2ケ月前に三菱で製作したタキ3746,3747に酷似する。アルミ製タンクの製作には特殊な工作機械と技法を要するので、タンク部分は外注で製作

し、帝車では同社で製作した台枠以下にこれを架装したのではないかと思われる。

 落成時の所有者は日本合成化学工業KK・常備駅は西大垣であった。昭和54年5月に内外輸送KKに移籍し中条駅に常備され、メチルメタクリレートの輸送に転用された。写真からも臨時線用種別変更の表示が見て取れる。平成19年10月に除籍されている。


■主要諸元
製造年   昭和42年6月
製造所   帝国車両
設計比重 1.05
タンク容積 28.6m3

●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)ドーム付
タンク材質 純アルミ製
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 1,885mm
タンク長さ 10,800mm
熱絶縁   厚さ50mmグラスウール
付帯設備 蒸気加熱管(ステンレス鋼製)
●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,700mm
BC間距離  8,400mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ3700形3758の写真

【写真2520】 タキ3700形3758 昭和61年12月31日 新興駅にて P:吉岡心平


【特別編1520】130611作成R4C。