タム500形2524 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム2524は昭和18年2月新潟製で、2500〜2529の30両ロットの一員であった。 太平洋戦争中に製作された本形式は2ロット31両と、1両を除き全てがこのロットに属する。外観と構造は戦前期の新潟製として標準的なもので、戦時形のためと鋼材節約を考慮しているが、流石にタンク体を弄る訳には行かずタンク踏板や標記板等の細部の木板化に限られていた。 |
なお写真に見えるタンク体の当板や円形の溶接跡は、戦災により被災した部分を修復したためである。 落成時の所有者は石油配給統制KK・常備駅は柏崎であった。戦後は石油配給KK所有・船川港駅常備を経て、昭和25年4月に同駅常備のまま日本鉱業KKに移籍した。昭和41年8月に共同石油KKに移籍し、昭和48年9月に廃車となった。 |
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【写真2423】 タム500形2524 昭和44年8月5日 塩浜操駅にて P:堀井純一