吉岡心平のマーク

タキ2600形32629

私有貨車

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タキ2550形
タキ2700形

 番号
[ロット表]

タキ32627
タキ32637

 ページ
索引

特別編1384
特別編1386

積荷
●構造

入口


 タキ32629は昭和39年9月富士重製で、32628〜32632の5両ロットの一員であった。なおこれと並行して誕生した32633はタキ2800形の改造車である。

 カセイソーダ専用車の最大メーカーである富士重製だけに、整った外観の車両である。本車が変わり種だったのはその持主であった。

 落成時の所有者は関東電化工業KK・常備駅は渋川であった。カセイソーダの専用車では珍しく、昭和53年8月から59年1月の間、日本石油輸送KK所有となり東高島駅に常備された。写真はこの時代のものである。その後、元の関東電化・渋川常備に戻ったのもつかの間、平成2年6月に再び日本石油輸送KK所有となり、今度は郡山駅に常備された。平成11年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年9月
製造所   富士重
設計比重 1.45
タンク容積 20.7m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付

●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク内面 不明
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 1,842mm
タンク長さ 8,104mm
熱絶縁  厚さ50mmグラスウール
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   8,900mm
BC間距離  5,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C→TR41D形
         (第一次台車改造)

タキ2600形32629の写真

【写真2385】 タキ2600形32629 昭和55年10月12日 宇治駅にて P:吉岡心平


【特別編1385】120224作成R4C。