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ホキ6600形6609 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲ホキ6607 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ6609は昭和49年9月日立で、6609〜6613の5両ロットとして製作された。 本形式は我国の穀物輸送用ホッパ車の嚆矢で国鉄ホキ2200形の母体となったが、本ロットはホキ2200形の量産後に増備された最終ロットである。同形式の登場後はこれをピンチヒッターとして混用した例が多いが、本形式がそうしなかったのは荷役装置が単純な底開き式でなく、ホース接 |
続による真空吸引式であったためだろうか。 落成時の所有者はサッポロビールKK・常備駅は白岡であった。当初は麦芽の工場間輸送用だったようで、白岡から恵比寿や名取に向けて運用された。その後、同駅常備のまま写真のように山下埠頭駅からの輸入麦芽輸送用となり、昭和60年頃には正式に常備駅も変更された。平成元年10月に14両全車が廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和48年3月 製造所 日立 設計比重 0.55 ホッパ容積 45.5m3 ホッパ形態 円筒型 |
●上廻り ホッパ材質 普通鋼 ホッパ板厚 屋根板3.2・周囲4.5mm 底板6mm ホッパ長さ 9,600mm ●荷役方式 荷役方式 底部真空吸引式 |
●下廻り 台枠形式 中梁一部省略形 台枠長さ 11,030mm 軸距 7,230mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C(強化)形 |
【写真2386】 ホキ6600形6609 昭和60年6月22日 山下埠頭駅にて P:吉岡心平